セカンドオピニオンのススメ
セカンドオピニオンの重要性とその活用法
医療において、セカンドオピニオンはますます重要な役割を果たしています。
自身の健康や治療について、複数の専門家の意見を聞くことは、より適切な決断を下すための重要なステップになります。
セカンドオピニオンとは、現在の治療や診断に対して別の医師や専門家から意見を聞くことです。
これは主治医の意見に対して疑問を感じた場合や、より多角的な視点から病状や治療法を理解したいときに活用されます。
現代の医療においてセカンドオピニオンは極めて重要になってきていると感じます。
なぜなら、一つの病院、一人の医師からの診断があまり正確ではなくなっているからです。
特に初診の患者さんの場合だと医師も一回で身体を把握できないので診断も正確にはできない場合が多いです。
かかりつけ医などある程度付き合いが長い場合は医師も患者さんの身体を把握しているので誤診などはあまりないと思いますし、コミニケーションもしっかり取れていると思うので、手に負えない疾患であれば大きい病院での紹介もスムーズだと思いますが初診の患者さんの場合だと医師も一回で身体を把握できないので診断も正確にはできない場合が多いです。
特に大きい病気であるほど、診断が複雑になるため異なる視点からの意見を得ることで診断が正確かどうか確認できます。
そして、治療法も一つではないため他の治療法と比較することができ、自分に最適な治療法が選べます。
治療の効果がないときも、別の医師から意見を聞くことで治療法の見直しや改善点を見つけることができます。
このように、セカンドオピニオンを活用することによって最適な診断と最適な治療を安心して受けられると思います。
なぜ、このようなことを書いている理由は2人の友人がこれによって命拾いしているからです。
一人はステージ4のガンと診断されましたが、セカンドオピニオンの結果ステージ3のガンでした。
そこから、適切な治療を行い、見事に寛解しています。
それまでは、余命がないと宣言されていたほどの状態でしたが今では仕事も復帰しました。
もう一人は、肩が痛く、夜間痛もおさまらないのでクリニックに行ったら、腱板断裂と診断されました。
そこのクリニックの診断ではこれは完全断裂だから手術をした方がいいと言われました。
僕の考えでも、確かに完全に断裂している場合は手術した方がいいのですが、本人の症状を診ていると少し回復傾向にあるので様子を見てみることにしました。
そこで、セカンドオピニオンを勧めてちがうクリニックに行って診てもらいました。
その結果、軽度の断裂で手術はしないでリハビリを勧められて今はそこのクリニックでリハビリをしてよくなっています。
このように、医師によって見解が異なり、手術をするのか、リハビリで行くのかすすめる治療法が違うので自分に合った方法を選べた方がいいと思います。
もし、今の治療法に疑問をいだいていたらセカンドオピニオンを受けることをおすすめします。